2024年7月21日 聖霊降臨後第9主日 |
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マルコ福音書6章30~34 53~56節 「 呼びかけと応え 」 | |
6:30 さて、使徒たちはイエスのところに集まって来て、自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。6:31 イエスは、「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」と言われた。出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。 6:32 そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。6:33 ところが、多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気づき、すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。 6:34 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て、飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、いろいろと教え始められた。 53 こうして、一行は湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いて舟をつないだ。54 一行が舟から上がると、すぐに人々はイエスと知って、55 その地方をくまなく走り回り、どこでもイエスがおられると聞けば、そこへ病人を床に乗せて運び始めた。56 村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、病人を広場に置き、せめてその服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。 |
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学生時代、時々テレビゲームをしていました。野球とか、プロレスとかのゲームです。自分一人だけで遊ぶときは、コンピューターと対戦します。最初のうちは勝てませんが、自分が操作に慣れてきて、パターンが分かってくると、大体勝てるようになっていきます。レベルを上げると、最初のうちは勝てませんが、それもそのうち勝てるようになり、最後には負けなくなります。そうなると、だんだんつまらなくなります。でも、全然違うものがあります。人間と人間で戦った時です。相手がどう出てくるか分からない。癖やパターンが見えてくることありますが、そこをついていくと修正してきたりします。急に意外なやり方でやってくる人もいます。人とやると、どう出てくるか分からない。人とやると勝てると嬉しいし、負けるととても悔しかったりします。 今日の福音書の箇所は二か所に分かれています。前半で、イエスさまは弟子たちに人里離れたところに行って、休もうといいます。しかし、計算通りにはいきません。イエスさまたちが出かけていったのを見て、多くの人が追いかけたといいます。休もうと思っているのに、迷惑な話です。しかし、イエスさまは追いかけてきた人を見て、まるで飼い主のいない羊のようだと深く憐れたまれた、と書かれています。そしてイエスさまは、教え始めていきます。 後半の話も、似た話で、再び船に乗り、ゲネサレトという土地に行きます。イエスさまが来た、という噂を聞きつけて、多くの人が病人を連れて、イエスさまのところに来たといいます。そして病気は癒されていったといいます。 もうほとんどの方が知っていると思いますが、先週吉田叡子さんが天に召されました。教会で葬儀が行われましたが、その葬儀に2か月の赤ちゃんが来ていました。叡子さんの初めてのひ孫さんです。火葬場で、叡子さんがそのひ孫さんを初めて抱っこする動画を見る機会がありました。抱っこして、ああ、笑ってる、とか泣いちゃったとか、一喜一憂しているあの明るい叡子さんの姿がありました。いつの映像か分からないのですが、2か月の赤ちゃんなので、2か月以内の映像です。普通に元気そうに見える映像でした。胆のうがんは数年前から患っていましたが、調子のよい時に礼拝に来られていたので、わりと元気そうな姿しか見ていませんでした。今月のはじめに電話で話したときは、少し調子が悪そうで、次に病院で検査に行くことになっている9日に、そのまま入院しようと思っている、と言っていました。9日に入院しましたが、救急車で運ばれて、というわけではなかったので、もう少し元気でいてくれると思っていました。 |