2025年1月26日 顕現後第3主日 |
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ルカ福音書4章14~21節 「 愛はしぶとい 」 | |
4:14 イエスは"霊"の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。15 イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。 16 イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。 17 預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。 18 「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、/主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、/捕らわれている人に解放を、/目の見えない人に視力の回復を告げ、/圧迫されている人を自由にし、 19 主の恵みの年を告げるためである。」 20 イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。 21 そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。 |
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信徒説教者養成講座で、以前やっていた時にはない科目で、教会史、教会の歴史の講義が増え、私はその担当者になったので、教会の歴史について、学びなおしています。その中で、西暦100年を過ぎたころ、イエスさまの弟子たちやパウロなどがすべて死んでしまった後、信仰がどのように広まっていったか、特にローマなどで信仰がどのように広まったのか書かれているものがありました。一つは、永遠の命という宝を求める人が増え続けた。そしてもう一つは、キリスト者の愛の働きでした。引用しますと、
すなわち愛の活動が彼らの信仰の真実性を証明した。やもめと孤児の救援、病人と弱者と貧者等に対する援助、囚人への配慮、貧者の埋葬に対する配慮、奴隷と失業者に対する配慮、旅行者への配慮、貧しい教会や危機のもとにある教会への配慮
それゆえ、信仰と希望と愛、この三つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。
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